意外にカオスだった!Pagesで行間を調整する方法

 

Pagesで文章を制作していると気になってくるのが「行間」です。

行間とは「行と行の間のスペース」を表わしておりまして、読者にとっては「読みやすさ」に直結する重要な要素です。

書籍制作製作者としては、ぜがひでも行間を自分でコントロールしたいところです。

そこで今日はPagesで行間を調整する方法を紹介します。

 

Pagesで行間を調整する方法

まずは基本は動作から。

行間を調整したい文章を選択状態にし、右のフォーマットの「テキスト」から

間隔

というタブをいじります。
Image from Gyazo
間隔の値を大きくするほど行間は大きくなり、その逆もしかり。

小さいほど行間も小さくなります。

 

Pagesで行間をカスタム設定する方法

以上が基本的な行間調整する方法だったのですが、ちょっとイマイチしっくりきません。

一体、何を調整しているのか?

「1」とか「2」とか、この数字は何を表わしているのか?

じつは上で紹介した方法以外にも、Pagesには上級者向けの行間カスタマイズ方法が用意されていたのです。

それは行間のタブをクリックすると誰でも調整できます。

Image from Gyazo

行間の調整方法は、次の4通り。

  1. 最小値
  2. 固定値
  3. 行間値

 

 

先程紹介した基本的な行間の調整方法で出てきたものと全く同じもの。

デフォルトはこの「行」モードに設定されている、と思っておけばいいでしょう。

しかしながら、一番厄介でわかりづらいのが行モードだったのです。

 

Pagesの公式サポートページでは次のように説明されています。

行: アセンダ(行から上の文字部分)とディセンダ(行から下の文字部分)の距離は同じ距離に保たれます。行間隔は、フォントサイズに比例して決まります。

なるほど。

専門用語出てきましたね。

 

まず押さえておきたいのは「ベースライン」。

これはxの文字を打った時にxの文字が着地するラインのこと。

そして説明中に出てくる「アセンダ」はxよりも頭が抜きん出るアルファベットの頭が収まる頂点の線。

例えば、bの先っちょがおさまる高さのことです。

 

そして「ディセンダ 」はその逆。

「g」のようにxのベースラインから下に突き出るアルファベットの下の高さのことです。

さて。

今回の「行」モードでは、アセンダからディセンダまでの距離が一定に保たれる、と書かれております。

そして、行間はフォントサイズに比例する、と。

 

正直よく分かりませんが、以下はわたしの解釈です。

ここでいう「行間」とは、

アセンダからディセンダまでのスペースのことなのでしょう。ここでいうアセンダとディセンダ は別々の行のものを指します。

行モードにおいて、行間は自分でコントロールできません。

なんと、フォントサイズによって決まるのです。

フォントサイズが大きいほど行間も大きくなります。もちろん、その逆も然り。

 

このフォントサイズによって決定される行間の大きさを「1」とした場合が、行で「1」を設定した場合の行間の大きさに当たります。

つまり、行モードで「2」に設置すりゃ、行間の大きさがデフォルトから2倍になることを意味しています。

 

最小値

続いては行間の最小値を決める方法です。

ありがたいことにこちらは「ポイント(pt)」という明確な単位で行間の最小値を決定できます。

1ポイント(pt)とは1インチの72分の1のことで約0.35 mm

何を「行間」とするかは書かれていませんが、おそらく先程の行モードと同じで、フォントサイズによって決定される「アセンダとディセンダ の間の距離」を行間と呼んでいるんでしょうね。

 

この行間の最小値を「ポイント(pt)」で設定できますので、仮にフォントサイズが小さくなっても大丈夫。

設定した最小値よりも行間は小さくならず固定できるのです。

 

固定値

続いて、最もわかりやすい行間の調整方法です。

これは先ほど紹介した「ベースライン」の間隔をポイント(pt)で設定できます。

日本語はベースラインに足がぴったりつくため、日本語でいうならば文字の下から下までの距離をポイントで設定できるモード、とも言えます。

 

行間値

これもちょっと厄介ですね。

Pagesの公式ページには次のように書いてあります。

行間値: 行間隔を、設定した値だけ大きくします。行の高さは大きくなりません。これに対し、例えば「2行」は、各行の高さを2倍にします。

これは行間をポイントで追加設定できる機能です。

ここでいう「行間」とはおそらくこれまでと同様に「アセンダからディセンダ の距離」を指しているはずで、こちらはフォントサイズの大きさによって定まります。

この行間値モードでは、その行間をポイントという単位で追加で拡張できるのです。

例えば 行間値「5ポイント」とすれば、フォントサイズの大きさによって行間が5ポイント大きくなります。

しかしながら、この行間値にはマイナスの値、つまり負の数が用意されていません。

フォントサイズによって決まる行間よりも小さくは設定できない、と肝に銘じておきましょう。

 

はい、以上です。

いや、ほんとPagesの行間調整方法はカオスでしたね。

まず「行間」という最も大事な言葉の定義が曖昧で、どこにも正式な表明がなされていません。

かといって、

  • ベースライン
  • アセンダ
  • ディセンダ

といった専門用語の解説はなされておらず、自分で調べて答えを導かねばなりません。

今回の解釈が正しいかどうか分かりませんが、なんとかわたしは上記の方法でPagesの行間調整方法に納得しました。

この基本を押さえた上でPagesで制作した文章の行間を整えてみてください。

 

それでは!

Ken

 

【参考文献】

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